硫黄島の戦い80周年
アメリカ合衆国大統領による
布告
1945年2月19日の朝、アメリカ海兵隊の第一波が硫黄島に上陸し、36日間にわたる長く危険な戦闘と、第二次世界大戦における最も重要な作戦の一つが始まりました。日本軍は迫撃砲、重砲、そして絶え間ない小銃の銃撃で我が軍を攻撃しましたが、海兵隊の精神を揺るがすことはできず、アメリカ軍は撤退しませんでした。
戦闘が始まって5日後、6人の海兵隊員が島の最高峰に登り、スリバチ山の頂上に星条旗を掲げました。この勝利の瞬間は、海兵隊員や我が国の制服を着て奉仕するすべての人々の不屈の勇気、決意、そして忍耐力を象徴するものとして、時を超えて語り継がれています。
5週間にわたる容赦ない戦闘の後、島は安全と宣言され、我々の勝利は太平洋戦域におけるアメリカの大義を前進させましたが、その代償は甚大でした。この作戦に参加した7万人のうち、約7,000人の海兵隊員と水兵が死亡し、さらに20,000人が負傷しました。
この戦いは甚大な犠牲を伴いましたが、同時に勇敢な行為も多く見られました。27人の海兵隊員と水兵が硫黄島での勇気に対して名誉勲章を受章しました。我が国の歴史において、これほど多くの名誉勲章が授与された戦いは他にありません。80年経った今も、我々は彼らの英雄的行為を誇りを持って称え続けています。
アメリカの自由は、80年前に硫黄島の黒い砂浜を襲撃し、日本帝国陸軍を打ち破った若者たちによって、一部守られました。残酷な戦争にもかかわらず、米日同盟はインド太平洋地域の平和と繁栄の礎となっています。
それでも、硫黄島での我々の勝利は、アメリカの力を伝説的に示すものであり、アメリカの偉大なる世代の無限の愛、高潔さ、そして不屈の精神を永遠に証明するものです。硫黄島の戦場で自由のために家族と故郷を後にし、勇敢に血を流したすべての愛国者に対して、我々はあなたたちの勇敢な献身を決して忘れないことを誓います。そして、あなたたちの犠牲にふさわしい国、文化、そして未来を築くことを誓います。
よって、私、ドナルド・J・トランプ、アメリカ合衆国大統領は、合衆国憲法と法律によって私に与えられた権限に基づき、2025年2月19日を硫黄島の戦い80周年として宣言します。私はすべてのアメリカ人に、偉大なる世代の無私の愛国者たちを思い出すよう呼びかけます。
これを証するため、私はここに2025年2月19日、我が主の年二千二十五年、そしてアメリカ合衆国の独立第二百四十九年に、私の手を記します。
www.us-acna.info (2025.02.19.)